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罫線指定処理

1罫線処理の時の時、罫線の基準点が検出できないとき以下のメッセージが表示されます。




実行時に以下のメッセージが出る場合も同様です。


また認識結果がずれる場合もこれが考えられます。

2 その時に、罫線認識の時に、形がいびつで、または飾りがじゃまして基準点と方向が検出できない場合に2線を指定て
直線の交点を基準点とします。



下のように長方形でない、いびつなとき基準点が検出できない場合があります。
その時に水平の線（2点）と垂直の線（2点）を指定し交点を基準点を検出できるようにします。

３　基準点が検出できないイメージをＰＡＩＮＴプログラムで読み込み座標値を求めます。

ＰＡＩＮＴプログラムでマウスを移動しますと、左下に座標が表示されます。






4 \2線の座標値と線の上か下、または左か右の座標値を指定するのですが、それを
各種設定画面に入力します。その画面を先に説明します。
初期状態



５　罫線基準点指定on off 罫線基準点指定の on off を設定します。

６　 水平方向 ２点が線より上on 下off　　
上か下かは線に垂線をおろして交点を求めるためです。
そして2点を通る直線を求めます。その後垂直方向の線との交点を基準点とします。水平線のもう1点を方向点として角度補正して水平にします。
左x 左y
右x 右y


イメージ１
認識対象の帳票のイメージをＰＡＩＮＴプログラムで罫線の水平と垂直の交点が見つかる線を見つけて指定します。
交点（基準点）は左側とします。基準点からの相対距離で認識対象の罫線矩形を定義します。
水平方向は線の上の左と右のｘ、ｙを指定します。
重要左ｘは交点より25ドットほどはなしてください。ｙも２０～30ドットはなしてください。
　上ｙ交点より25ドットほど話してくださいｘｙも２０～30ドットはなしてください。
スキャナはスキャン時１，２ミリ（２００ＤＰＩで１６ドット）のずれがあります。罫線指定したときとずれますのでそれを考慮した値にしてください。

上のケースですが下を指定もできます。







７　垂直方向 ２点が線より左on 右off
左か右かは線に垂線をおろして交点を求めるためです。

上x 上y
下x下y
線の左の上と下のx,yを指定します。

イメージ２
水平方向は下にします。
垂直方向は右にします。

下は基準点が左下になります。


右下yは交点より25ドットほど話してください。x２０～30ドットはなしてください。
下ｘは交点より25ドットほど話してください下ｙも２０～30ドットはなしてください。


８　以下求めた座標と各指定後の罫線基準点指定の場合

５の罫線基準点指定on off 罫線基準点指定の on off を設定します。
６　水平方向 ２点が線より上on 下off
７　垂直方向 ２点が線より左on 右off
をセットすると以下の様になります。



ボタンは
罫線基準点指定データの読み込みと保存（拡張子*.din）、クリアができます。この機能はこの「罫線基準点指定の場合の項目のみです。」

９　この指定は、その原稿の場合は、ここに読み込んでいる必要があります。

１０　罫線認識で原稿がＡ４横長の場合

左側を下に

各種設定い
なし
回転角度
90度

でイメージをスキャンします。保存します。

つぎに
罫線認識　縦で認識します。

90度回転させて保存はスキャンでお願いします。
ＰＡＩＮＴプログラムで90度回転させますと処理できないようです。

11 罫線の指定するとき、以下のメッセージが表示される場合があります。これは指定点から直線に垂線が求まらない時に
出ます。座標値を変更するか、検出できやすい線にするかしてください。










12 罫線指定の例　こんな図形でも指定できます。

下でもできますが、横指定点右ははできるだけ長くＦの方（同じｙですので）の方がいいと思います。
（１）
黒点が水平の左と右　　垂直の上と下
赤点が　それぞれの垂線の点　垂点　　2点を通る直線を求めます。
緑点がその2直線の交点（左）が基準点　　右の緑点が　　基準点の方向・

（２）こんな図形でも
同じく
黒点が水平の左と右　　垂直の上と下
赤点が　それぞれの垂線の点　垂点　　2点を通る直線を求めます。
緑点がその2直線の交点（左）が基準点　　右の緑点が　　基準点の方向点
基準点と方向点により傾きを水平にします。
基準点から認識枠の相対位置を求めます。